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レーシック翌日の見え方と違和感の有無【体験談】
レーシック手術の翌日は、不安と期待が入り混じるタイミングである。
「本当に見えるようになっているのか」「痛みやかすみは残っていないか」など、気になる点は少なくない。
品川近視クリニックでレーシック(レクスト+角膜強じん化)を受けた筆者の場合、翌朝に感じたのは次のような変化だった。
起床時から裸眼で周囲がはっきり見える
強い痛みやかゆみはなし
わずかな“まぶたの腫れぼったさ”はあるが、日常生活に支障はない
起き抜けの強い乾燥感もほとんどない
術前は「翌日もかすみや充血が続くのでは」と想像していたが、実際にはコンタクトレンズ装用時と近いレベルまで視力が立ち上がっている感覚で、最新の医療技術の効果を実感する結果となった。
就寝時の保護メガネが意外と大変

レーシック後のケアで「面倒そう」と思われがちなものに点眼があるが、実際には、決められた回数を守って差すだけなので大きな負担にはなりにくい。
それよりも、意外と手間に感じたのが就寝時の保護メガネの着用である。
寝ている間にメガネがずれて外れやすい
気づくと枕元や布団の中に落ちていることがある
ただし、レーシック後は裸眼でよく見えるため、落ちた保護メガネを探すのに苦労することはない。
筆者は一時的にテープでメガネを固定するなどの対策を行ったが、専用のメガネバンドやストラップがあるとより安定しやすい。
就寝時に目をこすらない・ぶつけないための保護として重要な役割を果たすため、多少の手間はあっても、指定された期間はきちんと着用することが望ましい。
レーシック翌日検診の流れとクリニックの様子
クリニック到着〜受付
翌日検診は、手術を受けたクリニック(品川近視クリニック)に、あらかじめ予約した時間に再来院するところから始まる。
受付で診察券を提出
指示された待合室で呼び出しを待つ
品川近視クリニックでは、検査内容に応じて複数の待合室が用意されており、検査・診察用、手術前後の説明用などでフロアが分かれている。
手術当日に一日過ごしているため、翌日には院内の動線にも慣れ、スムーズに移動できるようになっていた。
視力検査
最初に行われるのは視力検査である。レーシック翌日の重要なチェックポイントのひとつだ。
筆者の検査結果は以下の通りだった。
裸眼視力:両眼とも 1.5
手術前の裸眼視力が 0.04 程度であったことを考えると、24時間以内で0.04 → 1.5 まで回復したことになる。
医師からは「まだ術後1日目なので、今後フラップが安定してさらに見え方が安定してくる可能性がある」と説明を受けた。
医師による診察とフラップの確認
視力検査の後は、医師による診察が行われる。
主にチェックされる内容は次の通り。
フラップのずれや乱れがないか
角膜や結膜に炎症が起きていないか
強い充血や浮腫が出ていないか
このとき、筆者には自覚症状としての違和感がほとんどなく、診察結果も「特に問題なし」という判断で、翌日検診は短時間で完了した。
医師に確認した事項は次の2点である。
保護メガネはいつまで必要か
回答:おおよそ1週間程度は、外出時と就寝時の着用を推奨
日常生活の制限はどの程度か
回答:資料に記載された注意事項を守り、外出時は保護メガネを着用すれば、通常の生活は可能
翌日検診にかかった時間と所要感
レーシック翌日検診は、開始から終了まで約15分程度で終了した。
受付
視力検査
医師による診察
簡単な説明と今後の注意事項の確認
術後の経過に大きな問題がなければ、この程度の所要時間で終わるケースもある。
あっさりしているように感じるかもしれないが、「特に追加の処置が不要なほど経過が良好」という意味でもあり、むしろ安心材料と言える。
なお、点眼薬のスケジュールは次のように変更になった。
手術当日〜翌日検診まで:1時間おき
翌日検診後:1日5回(起床時・朝・昼・夕方・就寝前)
回数が減る分、かえって「つい忘れてしまう」可能性があるため、タイミングを決めるなどして習慣化しておくとよい。
レーシック翌日に行ったこと・避けたほうがよいこと
翌日の外出と「ほどほど」の意識
翌日検診が短時間で終わり、視力も良好だったため、筆者はせっかくの機会と考え都内を軽く散策した。
普段行かないエリアを歩いてみる、ショップや街並みを裸眼で楽しむ。
ただし、以下の点には注意した。
風が強い場所では、目を細める・手で軽く覆うなどして、直接風を受けないようにする
目をこすらないよう、意識的に触れないようにする
保護メガネを必ず着用する
「動けるからといって、術後すぐに無理をしない」という意識を持つことが重要である。
レーシック翌日に避けるべき行動の一例
筆者は実際には、夕方以降にパチスロ店での遊技を2時間ほど行ってしまったが、
振り返ると、レーシック翌日に目を酷使する行為としては望ましい選択ではなかったと感じている。
強い光・点滅を長時間見続ける
画面やリールに集中し続けることで、目の負担が増加
結果的に大きなトラブルは起こらなかったものの、
術後間もない時期は、強い光や長時間の近距離凝視を伴う行為は控えるのが無難と言える。
同様に、長時間のPC作業・スマホゲーム・細かい文字の読書なども、翌日以降しばらくは時間と頻度を抑えたほうが安心である。
ハロー現象と車の運転について
レーシック翌日に車を運転した際、次のような見え方の変化があった。
信号や対向車のライトが、にじむ・輪が広がるように見える
光が“ふわっと大きく広がる”感覚があり、夜間の視認性に違和感がある
これは、レーシック後によく報告される「ハロー現象」と呼ばれるものである。
暗い場所で光がにじんで見える
術直後〜しばらくの間に出やすい
筆者の場合、術前検査の段階で「元の近視が強いぶん、ハローが出やすい可能性がある」と説明を受けていた。
ポイント
レーシック翌日の運転、とくに夜間運転は慎重を要する
運転を再開するタイミングについては、必ず医師の指示・許可を優先する
ハローが続く場合や見え方に不安がある場合は、自己判断で運転せず相談する
レーシック翌日に意識したいポイント
レーシック翌日の体験を整理すると、次のような点が重要だと感じた。
保護メガネの着用
外出時・就寝時は指定された期間しっかり装着する
点眼スケジュールを守る
指示どおりの回数・タイミングで点眼する
目をこすらない・ぶつけない
何気ない仕草でフラップに負担をかけないよう意識する
目を酷使しない
強い光・長時間の近距離作業・パチンコ・パチスロなどは控える
運転は慎重に
見え方に違和感がある場合は、夜間運転を避け、必ず医師に相談する
筆者の場合、翌日検診の時点で視力は1.5まで回復し、日常生活もほぼ問題なく送れる状態であったが、
「見えるから大丈夫」と過信せず、数日は目をいたわる前提で行動することが大切だと感じた。
レーシック翌日の過ごし方は、その後の回復にも影響し得る重要なタイミングである。
これから手術を検討している方や、すでに手術日程が決まっている方は、ぜひ一つの体験例として参考にしてほしい。
次の体験談記事を見る⇒レーシック術後二日目〜三日目の経過レポート|痛み・ハロー・日常生活への影響まとめ














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