目のお悩み・レーシック体験

さて、手術の時間までの退屈な待ち時間は有楽町散策と術後の事を考え、もらった資料をタバコの吸える近場のパチンコ屋で読みふけってました（笑）。喫煙所が近場にないって喫煙者には本当に肩身の狭い世の中になってしまいましたね。。。

そんなこんなしているうちに予定の15時に！！午前中の検査が終わった時に屈折矯正手術に関する同意書をもらっていたので記入・サインし受付に提出後、15時に来たのに何故か手術自体は16時からなので携帯電話や貴金属などを全て外してローカーに入れ、待合室で手術患者が被る帽子を被ってお待ちくださいと言われたので「15時から予約してる意味は！？」と強く思いながらもおとなしく言われるがまま40分近く置いてあった女性向け雑誌などを読んで時間をつぶしてました。

そしていよいよ、とうとう運命の時間がやってまいりました。手術室の前まで案内され5分くらいドアの前の椅子に座って待ちます。正直この瞬間まで手術について深く考えておらず、日常的にコンタクトという異物を目に入れることに慣れきってしまっていたせいか目にレーザーを当てるということに微塵の恐怖も感じていませんでした（笑）。しかし直前になってみると目が見えてる状態にレーザーを直接当てるってめっちゃ怖いんじゃ！？とか思い始め内心ビビりはじめましたが時すでに遅し。手術室に案内されてしまいました。心の準備が遅すぎますね（苦笑）。

まず手術室に入ってからは手術台に横になりレーザー照射機械の下に台を移動させます。そして局部麻酔の目薬を点眼されます。こんな目薬で本当に麻酔として大丈夫なんだろうな！？？と平然とした顔を装ってはいましたが内なる自分は慌てふためいていました。しかし、手術開始まで目薬が乾かない様軽く目を閉じていて下さいと言われ、目を閉じて20秒くらいで本気で一瞬寝かけた私、意外と神経図太いなと変な所で安心していました（笑）。

そしていよいよ手術が始まりました。ここからは見えているのですが目の前で何が起きているかはっきりとはわかりませんのでありのままをお伝えします。

手術の全ての工程は片眼ずつ行っていきます。まず最初にフラップと呼ばれるふたを眼球表面に作成する作業を行います。瞬きができないよう固定する道具で眼球を固定しますが、動かそうと思えば頭自体は動かせてしまいます。あくまで固定されているのは眼球だけだったのではないでしょうか。。。そしてそこにガーゼの様な手術用の布を目の周りを露出しないように貼っていきます。

そしていよいよフラップを作る作業に入ります。筒みたいなのを目にぐりぐり押し当てた後レーザーを照射してたようなのですが、この時に担当医の方の一言、

「動かないで下さいね～、見えなくなりますよ～」

・・・え”！？それって今視界が暗くなるってことなのか今動いたら失明するってことなのかどっち！！？？動いちゃ駄目ってどのレベルで駄目なの！！？？？

怖っ！！！！！！

この一言をきっかけに私の中にあった「今動いたらどうなるんだろう」とかいう好奇心の炎は完全に鎮火されました。。。完全にまな板の上の鯉です。

確かにこのフラップを作っているであろうレンズを押し付けられているあいだレーザー照射機器についている緑の点しか見えなくなり本気で失明したんじゃないかと疑うほどにはいい脅し文句だったと思います。。。

とまぁこの作業を両眼施しまして無事フラップ作成は終了。時間にして両眼合わせて10分というところでしょうか。ここで一旦別の手術室に移動します。この時にはすでに若干視界はかすんでいますがまだ元々の裸眼の状態をなんら変わりはありません。

続いては屈折矯正に入ります。ここでも瞬きができないよう眼球は機器で固定します。ここでは先ほど作ったフラップを一旦開いてレーザーを照射し屈折を矯正して視力を回復します。フラップをあける作業なのでしょうか歯医者で見るような先が少し折れ曲がった棒みたいので眼球の表面をなぞるようにしてフラップをめくっていたんだと思います。そしてその後いよいよ本格的なレーザー照射を開始！！これが一番怖いです。。。照射中はビーンという音が聞こえるし焦げ臭い匂いがするしで本当に大丈夫なのか不安になります。

今まで一度も記述してきませんでしたが、痛みは一切ありません！麻酔が効いているおかげで何かされているなぁくらいしか感じず痛みの面でいえばまったく苦痛ではありません。問題は「視線の安定のさせ方」でした。正直ずっと一点を見続けるってかなり難しいことですよね。この手術中はずっとレーザー照射機器の緑に光っている点を見ていればいいと言われるのですが、正直術中にその緑の点が見えなくなる場面があります。その間まっすぐ見てることを意識しているのですが暗闇の中でまっすぐ見れてるかどうかってずっと同じ体勢が続くとわけがわからなくなってきます（笑）。そこはもう手術を受ける方へのアドバイスとしては、変なことを考えず体を硬直させるくらいの気持ちでいるのがいいんじゃないかと思います！私は本当に身動き一つしないぞ！！と心に硬く決めていましたが正直まっすぐ見続けられていたのか不安でした。この点についてはレーシックを受けられる皆様の腕にかかっています！！

屈折矯正自体も片眼5分くらいでしょうか。これが終わると次は角膜強じん化手術です。こちらはフラップを開いて専用の薬を筆みたいなので直接眼球に塗っていた気がします。そしてフラップを閉じて再度レーザーを照射して終了となります。こちらも片眼5分程度だったんじゃないかと思います。

以上を両眼施術しましてレーシック手術は終了をなります！！実際の施術時間を正確に測りそびれてしまったのですが30分程度で全工程は終了していたと思います。全工程に対して言えることは、痛みは微塵もありませんでした。なので手術自体が怖い、痛いんじゃないの？と心配なさっている方は安心してください、痛くないですよ！！（笑）

しかも手術が終わってまず驚いたことは、終わった直後からすでに視力が若干回復しているということです！元々裸眼で0.04しか見えていなかった私でしたが、術後0分後にはぼんやりとですが0.2、0.3くらいまで見えてるんじゃないかという感じです。こんな一瞬で効果を感じれるとは思っていなかったので驚きました。

術後は一旦目を休めるために20分程度目をつぶっておとなしく座って待ちます。終わってしまえばなんてことなかったな～とかこれからどう見え方変るのかなぁとか考えている内に20分経ち、次に点眼する感染症予防の目薬についてVTRを用いた説明があり、目薬・保護めがねを受け取ってこの日の全ての工程は終了です。

目薬の点眼は翌日検診までは2本が1時間に一回、後は目が乾燥してると感じたときにいつでも使用可能なものを1本、痛みが強いときようの痛み止めを1本いただけます。保護めがねは外出するときは必ず着用かつ就寝時に目の擦りを防止するために装着必須です。詳しい説明については帰り間際に看護婦さんが丁寧に教えてくれます。

さて、2年ほど前に品川近視クリニックさんでレーシックを受けた兄から聞く限り術後の帰りはビルの隙間風や光で目が痛くて一人で帰れる状態じゃないと話を聞いていたので、私も一応その日手が空いていた人にお迎えを頼んでおいたのですが、私の場合術後もまったく痛みがありません。視力の方も目薬の説明等を聞いているうちにぼやーとかすみがかかってはいますが0.5、0.6くらいは見えるようになっていて一人で歩いて電車に乗る程度であれば問題なくこなせるレベルまで回復していました。正直術後直帰するだけであれば一人で問題ありません。まぁこれは人によって個人差がある部分かもしれませんので一概には言えませんが参考までに。

レーシックをやった日はやはり色々制限がありまして、食事・タバコに制限はありませんが、以下の制限があります。

・アルコール：術後3日は控える

・テレビ、読書、パソコン・メール、運転、仕事、運動、化粧：手術当日はNG

・入浴、洗顔：肩から下のシャワーは可能

・就寝時は寝てる間に目を擦らないよう保護めがねをかけて寝ること。

上記から言えることは、手術当日は帰っても寝ること以外何もできないということです（笑）。なので私はすることがなさすぎて21時くらいには寝てしまいました。

その頃にはまだ視力は0.5、0.6程度だったと思いますが、ふと夜中1時頃目を覚ましたときにはもはや別世界でした！！かすみも薄れ視力も1.0以上、コンタクトを使用している並によく見え、一瞬コンタクトをしたまま寝てしまったのかと勘違いするほどでした。これには夜中とは言え感動を隠し切れませんでした（笑）。

そんなこんなでレーシック手術当日は無事問題が起こることなく無事終了いたしました。

次章では翌日検診、術後経過についてお伝えしたいと思います！＾＾

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